【令和8年度試験対策】地質調査技士〈第4章〉試験傾向を徹底分析(直近6年分)
こんにちは、ReStudyの主任です。
このページでは、2019年度と2021〜2025年度の6年分・合計72問のデータから、第4章(調査技術の理解度)の出題傾向を読み解き、令和8年度試験に向けた最短ルートの学習戦略をお伝えします。
第4章は、地質踏査・物理探査・ボーリング・室内試験・調査計画といった実務に直結する調査技術が凝縮された章です。
図表問題も多く、「知っている」だけでは取り切れません。
ただし数字を見ると、出題の軸はかなり固定化されているため、狙いどころを絞れば得点が安定します。
1. 年度別:各問題のテーマ一覧(令和元年度・令和3〜7年度)
以下の表は、年度ごとに第4章の各問題テーマを一覧化したものです。
似通った問題やカテゴリ毎で色分けをしているので、「どの問で何が出たか」を一目で確認でき、出題の並びのクセや毎年の入れ替わりが把握しやすいかと思います。
ただ、この表だけでは試験の出題傾向や令和8年度試験に何が出題される可能性が高いかなど分かりづらいと思います。
次の章からは上記の表や過去問データをフルに活用し、導き出された試験傾向の分析結果について整理したいと思います。
2. 全体像:毎年12問、文章判断が中心
直近6年(2019、2021〜2025)を集計すると、合計72問。毎年12問で安定しています。
出題形式は以下のとおりです。
- 文章判断:45問(約63%)
- 図表読解:20問(約28%)
- 空欄補充:7問(約10%)
第4章は文章判断が中心ですが、図表読解が約3割と高めです。
つまり、用語暗記だけではなく、「図・模式図・走時曲線を読み取る力」が得点のカギになります。
3. 大分類の比率:上位3領域で約75%
ここでいう大分類とは、第4章の出題テーマを最も大きな枠組みで分けた分類です。
(例:物理探査/室内土質・岩石試験 など)
第4章の大分類は6区分。合計72問の内訳は次のとおりです。
- 物理探査:25問(34.7%)
- 室内土質・岩石試験:18問(25.0%)
- ボーリング・孔内調査:11問(15.3%)
- 調査計画・報告・地盤評価:9問(12.5%)
- 地質踏査・構造観察:6問(8.3%)
- 斜面・地すべり調査:3問(4.2%)
上位3領域(物理探査/室内試験/ボーリング)で75%を占めます。
ここを固めるだけで、第4章の得点土台が一気に安定します。
4. 毎年出る“定番テーマ”がある
次に、より具体的な小分類の頻出テーマを整理します。
以下は頻出小分類TOP10です(かっこ内は6年間の出題回数)。
- 弾性波探査・走時曲線(11)
- 物理探査の適用・計画/応用(10)
- ボーリング作業・安全・品質(5)
- 圧密・透水・液状化(5)
- 走向・傾斜計測/構造解釈(5)
- 強度・変形試験(圧縮・三軸・繰返し)(4)
- 締固め・密度・試料乱れ(4)
- 調査計画・設計施工との関係(4)
- 粒度試験・粒径評価(3)
- 調査報告書・記録(3)
上位2テーマ(弾性波探査・走時曲線/物理探査の適用・計画)だけで全体の約3割を占めます。
第4章は「物理探査が軸」であることがはっきり出ています。
5. 直近2年間で“初登場”した小分類
直近2年間(令和6年度・令和7年度)で初めて登場したテーマは以下の通りです。
- 試料採取計画(令和6年度 初登場/1回)
- 孔内載荷試験・変形係数(令和6年度 初登場/1回)
- 地すべり調査(ボーリング・すべり面)(令和7年度 初登場/2回)
新テーマは少数ですが、出たら落としやすい分野でもあります。
「出たら取る」を目標に、最低限の用語整理と手順理解は用意しておきましょう。




