【令和8年度試験対策】地質調査技士〈第5章〉試験傾向を徹底分析(直近6年分)
こんにちは、ReStudyの主任です。
このページでは、2019年度と2021〜2025年度の6年分・合計72問のデータから、第5章(解析手法,設計・施工への適用)の出題傾向を読み解き、令和8年度試験に向けた最短ルートの学習戦略をお伝えします。
第5章は、数値解析・支持力設計・土構造物・地盤改良・物理探査など、調査結果を設計判断につなぐ力が問われる章です。
範囲が広く見えますが、数字を追うと出題の軸はかなり固定化されています。
つまり、頻出領域を先に固めれば、短期間でも得点を安定させやすい章です。
1. 年度別:各問題のテーマ一覧(令和元年度・令和3〜7年度)
以下の表は、年度ごとに第5章の各問題テーマを一覧化したものです。
似通った問題やカテゴリ毎で色分けをしているので、「どの問で何が出たか」を一目で確認でき、出題の並びのクセや毎年の入れ替わりが把握しやすいかと思います。
ただ、この表だけでは試験の出題傾向や令和8年度試験に何が出題される可能性が高いかなど分かりづらいと思います。
次の章からは上記の表や過去問データをフルに活用し、導き出された試験傾向の分析結果について整理したいと思います。
2. 全体像:毎年12問、文章判断が中心
直近6年(2019、2021〜2025)を集計すると、合計72問。毎年12問で安定しています。
出題形式は以下のとおりです。
- 文章判断:51問(約71%)
- 図表読解:17問(約24%)
- 空欄補充:4問(約6%)
第5章は文章判断が中心ですが、図表読解が約4分の1あります。
「用語を覚えるだけ」でなく、解析図・条件設定・結果の解釈を読み取る力を合わせて作ることが得点のカギです。
3. 大分類の比率:上位3領域で約6割
ここでいう大分類とは、第5章の出題テーマを最も大きな枠組みで分けた分類です。
(例:解析手法・数値解析/地盤改良・液状化・圧密 など)
第5章の大分類は7区分。合計72問の内訳は次のとおりです。
- 解析手法・数値解析:18問(25.0%)
- 地盤改良・液状化・圧密:13問(18.1%)
- 物理探査・調査解析:13問(18.1%)
- 土構造物・施工計画:11問(15.3%)
- 基礎・支持力設計:7問(9.7%)
- 維持管理・点検:5問(6.9%)
- 室内試験・物性評価:5問(6.9%)
上位3領域(解析手法/地盤改良/物理探査)で61.1%を占めます。
ここを優先的に固めるのが、第5章の最短ルートです。
4. 毎年出る“定番テーマ”がある
次に、より具体的な小分類の頻出テーマを整理します。
以下は頻出小分類TOP10です(かっこ内は6年間の出題回数)。
- 圧密沈下・二次圧密(5)
- 地すべり物理探査(4)
- 浸透流解析(4)
- 物性値・応力算出(4)
- 土留め・開削工法(3)
- 地すべり安定解析(3)
- 地震応答解析(3)
- 室内試験の選定(3)
- 杭基礎設計(3)
- 液状化評価・対策(3)
第5章は、1テーマが毎年連続で出るというより、同じ“系統”が繰り返し出るタイプです。
「解析(地震・浸透・安定)」「改良・圧密」「物理探査」の3本柱で整理すると、学習効率が上がります。
5. 直近2年間で“初登場”した小分類
直近2年間(令和6年度・令和7年度)で初めて登場した小分類は以下です。
- 地表地質調査(令和6年度 初登場/1回)
令和7年度は新規小分類の追加はなく、既存テーマの深掘りが中心でした。
直近は「完全新規が増える」より、既存の頻出領域を切り口を変えて出す傾向が強めです。




