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猫ちゃんにエリザベスカラーをつける際、気を付けるべき5つのこと

こんにちは!主任と申します。

我が家には一緒に暮らしている保護猫ルーくんがいるのですが、過剰グルーミング対策としてエリザベスカラー(カラー)を約1年間付けさせていました

我が家のルーくん

通常、去勢手術などで猫ちゃんにカラーをつける場合、期間は約1週間〜2週間くらいが多いかもしれませんが、1年間以上カラーを付けっぱなしにさせることはなかなか少ないのではと思います。

そこで今回は、

長期間カラーを使用して知った、猫ちゃんにカラーを付ける際、気を付けた方がいいと思った5つのことをご紹介します

一緒に暮らしている猫にカラーを付けないといけなくなった方々の参考になれば嬉しいです!

猫ちゃんにエリザベスカラーをつける際、気を付けるべき5つのこと

1. 毎日与えている食事を急に変えない

猫ちゃんと一緒に暮らしている方は猫ちゃんに対しておやつ以外に毎日決まったキャットフード(カリカリなど)を与えていると思います。

でも、毎日与えているごはんを急に変えてしまうと、猫ちゃんの消化器系が食べ慣れていないごはんに適応できず、軟便になったり下痢になったりしてしまうことがあります。

カラーを付けさせているタイミングでごはんを急に変えてしまうとどうなるでしょうか?

ベチャベチャのうんちがカラーに付いてしまい、最悪の場合は部屋中がうんちまみれに…

なんてことになってしまうかもしれません。

我が家のルーくんも私が仕事に行っている最中、カラーにうんちが付いたまま部屋中を駆け巡ってしまい、部屋中のあちらこちらがうんちまみれになってしまったことがあります…

カラーを付けさせている時にどうしても食事を変えないといけないという時は、いきなり変えるのではなく、少しづついつものごはんに新しいごはんを混ぜて与えていくなどして慣れさせていった方がいいかもしれません

2. 猫ちゃんの動線を意識する

カラーを猫ちゃんに付けさせると、顔周りに制限がかかり、猫ちゃんが通るために必要な道幅は広がります。

そのため、猫ちゃんが不自由なく移動するためには猫ちゃんの動線を意識してあげる必要があります。

例えば、カラーを付けさせる前と同じように、部屋のドアを少しだけ開けておけば通れるだろうと思っていると、通れないなんてことになったりします。

また、いつも入っている猫ちぐらなどにもカラーが邪魔で入れないなんてことも出てくると思います。

カラーを付けさせたらまず猫ちゃんの行動を観察して、付けさせる前と後でできないこと、し辛そうなことを確認し、できるだけ猫ちゃんが不自由なく生活できるように工夫していくことが必要だと思います。

カラーも材質が色々あり、全体がプラスチックでできた硬いものもあれば、布タイプの軟らかいものもあります。猫ちゃんや生活環境、飼い主が重視することによって適したものは異なるため、どの材質がいいとは一概には言えませんが、材質を考えることで、猫ちゃんが生活しやすくなることもあるかもしれません。

3. カラーが取れない工夫をする

猫ちゃんにカラーを付けたからといって、カラーが絶対に取れない保証はありません。

飼い主が仕事に行っている間、留守番している猫ちゃんがカラーを外してしまい、患部を舐めてしまうなんてことも多いと思います。

市販で売られているカラーには様々ありますが、容易に取れてしまわないように「あるもの」を使うことで自分で補強することもできます

それは「マジックテープ」です。

100均などで売られているマジックテープをカラーに取り付けて補強することができます。

我が家のルーくんもよくカラーを自分でとってしまっていたので、100均で購入したマジックテープを使い補強していました。

補強したカラーをつけたルーくん

ただ、カラーが取れないために首回りをキツくしてしまうと、猫ちゃんのストレス増加に繋がってしまうため、「指が一本程度入る隙間があり、カラーを引っ張っても両耳が抜けない」程度を目安に調整することをおすすめします。

4. 毛づくろいをしてあげる

カラーを付けさせると、猫ちゃん自身ではグルーミング(毛づくろい)することができません。

グルーミングは心を安定(安心)させるだけでなく、身体を綺麗にする行動でもあります。

ただでさえ、カラーでストレスを抱えているのに毛づくろいもできない!なんてことになるとストレス過多になってしまいます。

そこで猫ちゃんの代わりに飼い主が毛づくろいすることも必要になってきます。

毛づくろいする方法には市販で売られているブラシを使う方法や、猫ちゃんの身体を清潔にするためのシートなどを使う方法もあります。

我が家では1日1回はブラシを使ってルーくんを毛づくろいするようにしていました。

5. 猫ちゃん用の服(術後服)も検討する

我が家のルーくんも着ていたのですが、カラーをどうしても嫌がる猫ちゃんには猫ちゃん用の服(術後服)を検討してみるのもいいと思います。

これを着させることでカラーと同じように患部を直接舐めさせることを防ぐことができます。

また、カラーとは違い、顔周辺に制限はないため、猫ちゃんの移動に支障が出ることは少ないと思います。

ただ、着慣れていない服に違和感を覚える猫ちゃんは多いでしょうし、服の上からは舐めることができるので、舐めている最中に服がズレてしまい患部を舐めれてしまう可能性もあります。

実際、我が家のルーくんも服の上からベロベロ舐めてしまい、服がズレたり、脱げたりしていました。

服がズレて亀みたいになったルーくん

カラーがいいのか、服がいいのかは猫ちゃんぞれぞれで異なると思いますので、猫ちゃんに合った対策をしてあげるのが一番だと思います。

まとめ

カラーを付けるということは猫ちゃんにとって「不快で邪魔なものをつけられる」と同等かもしれません。

でも、猫ちゃんの今後を考えると、とても大切な対策の一つだと思います。

飼い主さんも猫ちゃんが嫌な気持ちになるのは見たくないと思いますが、猫ちゃんが可能な限りストレスなく安全に暮らしていけるように創意工夫を重ねることが大切だと思います。

あと、飼い主さん自身も猫ちゃんと暮らしていく上でストレスを溜め込まないようにしていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

他にも記事を書いていますので、そちらも見ていただけると嬉しいです!

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主任と申します!本業である建設コンサルタントの仕事をしつつ、サイト「ReStudy」の運営をしています。今まで培った知識をもとに資格試験の解説記事などを製作しています。 Xでは我が家の癒しであるルーくん(猫)の投稿ばかりしています。

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